2015年6月12日 09:23
元日本代表も太鼓判!サッカー界で注目を集める"勝つためのビッグデータ活用" - Japan IT Week -
や、質の良いダッシュを行った「スプリント回数」などが一目瞭然。
萱野氏は「2014年のFIFAワールドカップで優勝したドイツは、数年前からトラッキングシステムなど様々なデータを蓄積し、その分析・活用に取り組んでいました。その成果が、優勝という形で実を結んだのだと感じています」と、ビッグデータの有効性について語る。
実は萱野氏も学生時代にサッカーを経験しており、その母校は多くの有名選手たちを輩出している筑波大学 蹴球部。そこで同期として一緒にプレーしていたのが、元サッカー日本代表であり、現在はSC相模原の代表を務める望月重良氏だ。二人はお互いに“重ちゃん”“大輔”と呼び合う仲であり、今回の講演ではなんと望月氏がスペシャルゲストとして登場。元プロサッカー選手の視点から、サッカー界におけるデータ活用について解説した。
○元サッカー日本代表・望月氏が語るデータの重要性
望月氏はトラッキングシステムの導入について「選手個人のデータが収集でき、すぐに見られるのは大きな強みです」と語る。
昔は録画された映像を自分たちの目で見ながら、必要な数字を記録していった。しかし、トラッキングシステムがあればリアルタイムに自動でデータ化できるため、分析にかかる時間や手間が大幅に短縮可能。