くらし情報『「WWDC15」で1番盛り上がった「Swift 2」のオープンソース化とは? - ユーザーへのメリットを探る』

2015年6月12日 14:17

「WWDC15」で1番盛り上がった「Swift 2」のオープンソース化とは? - ユーザーへのメリットを探る

場合によってはApple製Swiftと、オープンソースSwiftで一部非互換性が出る、ということも起きうる。そのようなことは起きないと信じたいが……。

○一般ユーザーへの影響は?

一般ユーザーにしてみれば、SwiftだろうがObjective-Cだろうが、完成したアプリしか見ることはないため、オープンソース化されることの是非などは気にする必要がない。とはいえ、Swiftの完成度が高まり、開発効率が高まれば結果として優秀なアプリが多数世の中に登場する、というのが理想的なシナリオだ。

Linuxへの移植も決まっており、今後はWindowsなどへの移植も行われるようになるかもしれない。対応プラットフォームが増えれば言語としての価値も高まり、開発者が増えれば優秀なアプリが登場する機会も増える。そういった積み重ねはiOSのプラットフォームとしての価値も高めるし、ひいてはユーザーにとって価値のあるプラットフォームへと育つ、というのが、Appleの狙うSwift公開のひとつの目的ではないだろうか。

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