肩こり解消には肩関節の柔軟性が重要 - 回旋ストレッチで健康増進も期待
そこから左手の甲を天井へ向けたまま、身体の前を通りながらゆっくりと頭の上まで移動し、また戻します。肩手だけ万歳して戻るイメージです。
一連の動作を終えると、最初と同じ姿勢になると思います。
次に左手を上に上げながら頭へ近づけていきましょう。この場合も左手の甲を上に向けたまま、真っすぐ手を伸ばしゆっくり動かしていきます。
これで、前方向と上方向に腕を動かしたことになります。肩こりがつらいときは、肩の筋肉のこわばりばかり気になってしまうものです。ただ、それでは根本的な解決に結びつきにくいです。
この運動をしてみると、実は肩というのは関節なんだということに気付かされるはずです。この動きを10回くらい繰り返してみましょう。
○肩関節を大きく回してみましょう
では、次は回旋させてみましょう。回旋には前回しと後ろ回しがあります。ラジオ体操でもおなじみなのですぐ分かると思いますが、人によって回しやすい方向と回しにくい方向があります。回しにくい方向は注意しながら行ってください。
最初の位置は先ほどと同じです。ゆっくり身体の前を通って頭までもっていき、そこからゆっくり腕を後ろから回します。