2015年6月20日 11:00
「東京おもちゃショー2015」で話題のクラウド型ロボット「OHaNAS」とお話してみた
その後、「歌って」と希望したところ、「うた」と認識され、「ねぇねぇ! なんだか僕、歌をうたいたくなったんだけど……イイですか?」と返事が。語尾が認識されなかったのは、どうやら周囲のノイズが邪魔をしたようだが、それでもちゃんと会話になる返事がくるのには感心した。東京おもちゃショーの騒音はかなりのものなので、自宅の部屋などの環境ならもっと精度は高まるだろう。
『OHaNAS』の特徴はクラウド型であるということ。このため、ネットに接続しておけば、会話のデータやライブラリが自動でアップデートされていく。これに関してはアプリのアップデート作業なども必要ない。『OHaNAS』自身はBluetoothでスマートフォンと接続するが、アプリなしのオフライン状態でも、『OHaNAS』をなでたり、だっこしたりすることでしゃべってくれる。これは、『OHaNAS』がタッチセンサーや傾きセンサーを内蔵しているから。
また、目の色が青、黄、赤などに変化し、現在の状態やOHaNASの感情が表現される。例えば、青はこちらの言葉を聞いている状態で、黄色はOHaNAS自身が話しているときだ。『OHaNAS』のデザインのモチーフは羊で、顔の上についている黒いパーツは耳。