2015年6月25日 17:00
梅雨本番、知っておきたい布団ケア - 布団クリーナー編
布団の上を吸引するだけなら、通常のキャニスター型やハンディ型でも可能だが、布団やシーツ、カバーといった柔らかいものの上をスムーズに滑らせるのは難しい。さらに、適切な吸引力や、寝具にピタっとくっつくかを考えると、やはりそれ専用に設計された製品のほうが使い勝手がいいのだ。
使いやすさや吸引力だけでなく、繊維の奥に潜むハウスダストを浮かび上がらせて吸引するために、布団を叩くという機能や、温風を吹き出してダニにダメージを与える機能、紫外線を照射して除菌する機能を併せ持つ製品も多数ある。そこで、現在発売中の主要な布団クリーナー5製品と主な特徴を次ページ以降にまとめてみた。
●レイコップ、シャープ、パナソニック
○レイコップ「レイコップRP RP-100」
「レイコップRP RP-100」は、布団クリーナーの元祖であるレイコップのプレミアムモデル。約70℃に温められた空気を吹き出す「ドライエアブロー」で湿気を飛ばして、布団をフカフカにする機能と、UV照射による除菌機能を持つ。4つの「たたきパッド」によって布団を叩いて、ハウスダストを浮かび上がらせ吸引する。吸込仕事率はやや低いものの、掃除のたびダストボックスのフィルターに微細なハウスダストが付着しているのが見られ、性能は確かだと感じる。