TVアニメ『コンクリート・レボルティオ』ボンズ制作、水島精二監督で10月放送
メンバーである主人公・爾朗は、万能マシン・エクウスを駆り、"超人"たちを巡って起きる事件の解決に奔走していく。
爾朗を演じる石川は収録を前に、「この作品は原作がないので、僕の中にある爾朗のイメージと、シナリオライターさんや監督さんの中の爾朗のイメージとでは、ちょっとずつ違いがあると思うんです」と語り、「それらをスタッフの皆さんとすり合わせながら、整合性や統一感を持たせたて『人吉爾朗はこういう人間だ』というイメージを共有できるような役作りをしていきたい」と意気込みを明かした。
本作の設定を考案した原作・脚本の會川氏は、「1965年生まれの私にとって、ヒーローは最初からテレビの中にいた。特撮も、アニメも、時代劇も、刑事ドラマも区別はない。時には歌手やスポーツ選手もそれと同等の存在だった」と振り返る。「ヒーローたちを描いたあまたのフィクションが現実を含有していたのなら、彼らについて描くことはすなわち現実を描くことに他ならない」というアイデアを温め続けてきた會川氏にとって、本作はその構想を「やっと理解ある仲間を得て、一つの形にすることができた」作品であるという。會川氏は、「これが私の最後の作品でもかまわない。