くらし情報『女性の社会進出が進んでも、起業家が日本に少ない理由』

2015年7月9日 13:53

女性の社会進出が進んでも、起業家が日本に少ない理由

これらの問題をすぐに解決できる「万能薬」は存在しない。全体的なアプローチが必要とはAidis氏の弁。そこで、

ビジネス環境
リソースへのアクセス
女性のリーダーシップと権利
起業家パイプライン
潜在的な起業家リーダー

の5つのカテゴリから31カ国を評価した。

その結果、総合トップは米国、次いでカナダとオーストラリアが2位となり、4位スウェーデン、5位イギリスとなった。日本は北アジアではトップの10位だが、課題が多い。

○日本の問題点は?

女性CEOの比率をみると、米国ではS&P500インデックスの企業で4.6%を女性が占めており、上級管理職は21%、取締役会の肩書きを持つ女性は19.2%となっている。また、総合15位の中国でもCEO比率は5.6%となっている(McKinsey データより)。

翻って日本を見ると、日経225インデックス企業における女性CEOはゼロ。
上級管理職についても日本は8%と他国(ロシアの40%、ポーランドの37%、ジャマイカの35%など)に比べると格段と少なく、取締役会も3.1%と韓国の1%の次に低い。

日本がそれでも10位にランクインした理由は、1つ目に挙がった「ビジネス環境」

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