2015年7月17日 15:32
「ガンダム展」で古谷徹も驚いたアムロの名前原案「最初は本郷東だった…」
と当時のことを明かした。
続いて、安彦氏の原画コーナーを前に、印象に残った場面をMCから聞かれた古谷氏は「最後のア・バオア・クーの決戦で、もう最後だっていうところでアムロがテレパシーでみんなに呼びかけるじゃないですか。それでランチのところに集結してみんなで戦場から脱出できた。そこに『ごめんよ、僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなうれしいことはない』という台詞とともに、コアファイターに乗ったアムロがみんなのもとに帰ってくる。そこにいたるまでシーンが一番好きですね」と明かす。また、「原寸大のガンダム・ヘッド」が展示されたコーナーでは、一番好きなモビルスーツの話題になり、古谷氏は「もちろん愛機ですから、RX-78-2ガンダムが好きです。でも、2番目には量産型ゲルググですね。
シャア専用じゃない、あのグリーンの」と、意外な答えで周囲を驚かせた。
最後に、全長約14メートルにわたって1,000体のガンプラが飾られたコーナーで『ガンダム』の魅力を改めて問われた古谷氏は、「やっぱり、近未来の人類の、本来なら起こしてはいけない戦争を描いたストーリーですね。昨今、現実の世界でもちょっと緊張感が高まっていますけれども、まさに人類が永遠に抱えるテーマが描かれているというのが一番だと思います」