2015年7月17日 19:37
Windows 10、7月29日にアップグレードできる人・できない人
さらに、すべてのユーザーが7月29日にWindows 10へアップグレードできる訳ではない。既報のとおりWindows 10は、Windows Insider Program(WIP)参加者からアップグレード情報の通知が始まる(WIP参加者数は現時点で約500万人に達しているため、WIP参加者だけに限っても、全員同時にダウンロードするのは難しいだろう)。
Microsoftは、Windows 10のアップグレードファイル(約3GB)による、ネットワークトラフィックの増加を懸念しており、リアルタイムで監視しながら調整する予定だ。同じWIP参加者の間でも、すぐにWindows 10へアップグレードできるユーザーもいれば、数時間ほど待たされるユーザーも出てくるだろう。
次に対象となるのが「Windows 10を入手する(WGX)」で予約を行ったユーザーだが、ここで出てくるのが互換性問題である。既にWGXは互換性チェックを行っているが、必ずしもお使いのPCでWindows 10の完全動作が保証される訳ではない。そのため、Microsoftや日本マイクロソフト、各PCベンダーが、互換性問題について検証を終えたPCから優先的に通知を開始する。