くらし情報『湘南ベルマーレが見せた、J1を世界基準に引き上げるための「走り」への決意』

2015年7月18日 08:00

湘南ベルマーレが見せた、J1を世界基準に引き上げるための「走り」への決意

キャプテンのMF永木亮太も件(くだん)のコラムに目を通した上で、「自分もちょっと違うと思った」とこう続ける。

「ウチのサッカーがJリーグのスタンダードになればいいと思っているし、(ベルマーレのスタイルが正しいと)証明するためにも、セカンドステージで結果を出していくしかない」。

グランパス戦から中3日で15日に行われたヴィッセル神戸戦は、一転して球際での激しい攻防が繰り広げられる消耗戦となった。相手の気迫に押される時間帯もあり、先制点も許す展開となったが、ハードワークはベルマーレが大事にしてきた根幹的な部分でもある。

最終的には走行距離とスプリント回数で圧倒し、永木のミドルシュートで引き分けに持ち込んだ敵地での90分間を、チョウ監督はポジティブにとらえた。

「もっとタフにならなければならないと、選手たちも学べたと思う」。

○J1を世界基準の戦いへ引き上げるために

チョウ監督は初の著書『指揮官の流儀 直球リーダー論』(角川学芸出版刊)で、こう記していた。

「ベルマーレはよく走ると言われていることが、もしかしたら我々の成長や歩みを止めてしまうキーワードになるかもしれない」。


世界ではベースになっているハードワークに、必要以上のスポットライトを当てられれば「自分たちの軌跡に酔ってしまうのではないか」

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