くらし情報『なぜ、第6世代iPod touchのSoCはダウンクロック版「A8」なのか』

2015年7月21日 13:08

なぜ、第6世代iPod touchのSoCはダウンクロック版「A8」なのか

この状態でパフォーマンスはiPhone 5sと同等程度という話もあり、釣り合いがとれているのだとも思える。

●ダウンクロックは何が目的?
○ダウンクロック版採用の目的とは

ダウンクロックの効果は主に「省電力」の部分に現れていると考えられ、第5世代iPod touchと比較しても大幅にパフォーマンスが向上しているのにもかかわらず、バッテリ容量は第5世代の1030mAhから1043mAhに微増した程度で、オーディオ連続再生が40時間に動画再生が8時間という仕様も変化していない。

この省電力という部分はA7やA8を搭載したiPhoneと比較するとより明らかで、A7を搭載したiPhone 5sが1560mAhのバッテリサイズでオーディオ連続再生40時間/動画再生10時間、A8を搭載したiPhone 6が1810mAhのバッテリサイズでオーディオ連続再生50時間/動画再生11時間となっている。第6世代iPod touchはiPhone 6の6割弱程度のバッテリサイズしかないのにもかかわらず、それに匹敵するだけのバッテリ駆動時間を実現していることがわかるだろう(もちろんLTEモデム搭載の有無や画面解像度の違いはあるが)。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.