くらし情報『なぜ、第6世代iPod touchのSoCはダウンクロック版「A8」なのか』

2015年7月21日 13:08

なぜ、第6世代iPod touchのSoCはダウンクロック版「A8」なのか

の発注比率はTSMCとSamsungで3:7となっている。つまり、Appleは1世代ごとにSoCの2つの調達先をメインとサブで交互に切り替えている様子がうかがえる。台湾Digitimesは7月16日にTSMCとSamsungがA9の大量生産に入ったと伝え、このうちTSMCは16nm FinFETを採用していると報告している。

2社は新プロセスでの供給量の多くを当初はApple向けに振り分けるとみられるが、依然としてこのあたりの供給量や歩留まりに関する情報は錯綜しており、不明な点が多い。特に歩留まりやその他の事情(Samsungが自社向け供給を優先するなど)でAppleの要求を満たせない可能性も指摘されており、予断を許さない。もしA9でパフォーマンスや歩留まりに関する問題が発生した場合、次期iPhone製造におけるボトルネックの1つとなる可能性がある。

なお、第6世代のiPod touchのハードウェア番号は以前の第5世代の「iPod5,1」から一気に飛んで「iPod7,1」となっている。これはiPhone 6世代の「iPhone7,x」に合わせたとみられる。
第6世代の発売はiPhone 6登場から1年弱が経過しているわけで、間もなくiPhoneの次世代モデルが登場することを考えれば、その意味では「1つ前の世代のもの」

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