2015年7月22日 11:42
日立のルームエアコン「白くまくん」のこだわりを追う - 気流の通り道を見つけて効率的に涼しく
を使用していることを表すそうだ。
「特に首都圏のマンションや一戸建てに多いが、日本ではリビングとダイニングがつながった間取りがよく見られ、ソファーやテーブルで区切るというレイアウトをしているケースが多々ある。
そのため、ソファーやテーブルなどに気流が当たって、冷気だまりができ、夏場は部屋全体が涼しくならない、あるいは冬場は足もとが暖かくならないといった問題が生じていた。画像カメラと温度カメラに、ものカメラを加えることで、新しいXシリーズは部屋を立体的に捉え、気流を遠くまで届けられる道を発見する。このくらしカメラ 3Dが、日本のリビングにあわせた気流の制御を可能にした」と語る。
くらしカメラ 3Dの開発のために、社員宅のリビングの様子を撮影して持ち寄ることで、リビングにおける家具などの配置についても研究。日立研究所が蓄積してきた赤外線技術などを活用し、部屋の形状や家具配置にかかわらず、気流の通り道を見つけ出せるようになったという。
さらに、リビングの隣に和室などがつながっている間取りも多いことから、続いている部屋にも気流を送ることを考えた。
そこで、7m先までの状況を把握できる「新・間取りサーチ」