2015年7月22日 11:42
日立のルームエアコン「白くまくん」のこだわりを追う - 気流の通り道を見つけて効率的に涼しく
機能を実現。在室者の足もと付近をめがけて暖房運転を行い、足もと付近の温度を約36℃までしっかりと暖める。
●寝苦しい夜も「朝までぐっすり」
○寝返りを検知して自動運転
もうひとつ、白くまくん Xシリーズでこだわったのが、「みはっておやすみタイマー」の搭載である。これは従来の「おやすみタイマー」を進化させたもので、暑くて寝苦しい夜などに適した機能だ。
日立アプライアンスの木村氏は、自らの体験をもとに次のように語る。
「暑い夜は寝るときに30分で切れるようタイマーを設定する。しかし、エアコンが切れると暑くて起きてしまい、またタイマー設定をして寝る、という繰り返しになることがしばしば。結局、朝起きても寝不足状態という経験を多くの人が持っているのではないか。
みはっておやすみタイマーは、室温の上昇だけでなく寝返りも感知して、エアコンを再運転させることで、より快適な空間を実現でき、朝までぐっすりと眠れる」
室温が1.5℃上昇すると再運転する一方で、くらしカメラ 3Dによって、大きな寝返りを見張る。室温が1.5℃上昇していなくても、寝返りの頻度が多いと運転を再開する。
日立アプライアンスの木村氏は、「寝返りの理由には諸説あるが、そのひとつに、背中側の熱気を放出するためというものがある。