2015年7月24日 17:00
アニメ「PSYCHO-PASS」の変形銃「ドミネーター」が"動く"まで (前編)
同社は、この「DMM.make」という施設によって、世の中に無かった面白いモノを生み出す支援をすることが大きな目的になっていて、その先にあるビジネスに興味を持たれているんです。そうした中で、DMMさん側がサイコパスの製作委員会の皆さま方とお話しする機会があって、「何か面白いモノ」を作れないか、という企画が持ち上がったそうです。
――そこで盛り上がった話がCerevoに持ってこられたんですね。
はい。2年ほど前から、僕は各所で「スマートトイが今後面白くなっていく」と語ってきました。日本ではスマートトイ、アメリカではアップトイと言われることが多いんですけれど、どちらも「スマートフォンやクラウドとつながったおもちゃ」という意味です。
スマートトイに参入したいけれどきっかけがつかめずにいた弊社側と、何か面白いモノを作りたいという企画を抱えていたDMMさん側の思いがうまく合わさって、「じゃあ、ちょっと作ってみようか」というような流れになりました。
――ちょっと作った、とは思えないクオリティですが、最初からドミネーターを作る計画だったのでしょうか?
そうですね。
何が作れるのかっていうのは、やはり物を作る側でないとわからないので、僕の方で最初の企画書みたいなものを書きました。