2015年7月24日 20:32
Windows 8.1ミニTips (145) BitLockerドライブ暗号化の解除はストレージ速度の改善につながるか
テスト機のスペックは、Intel Atom Z3740(1.33GHz)、2GBのメモリ、32GB eMMC(Samsung MBG4GC)という構成である。Windows 8.1は32ビット版だ。
○ボリュームの暗号化を解除する
Windows 8.1の場合、ボリュームの暗号化はコントロールパネルなどから呼び出す「BitLockerドライブ暗号化」ではなく「デバイスの暗号化」に置き換わる。そのため、ボリュームの暗号化解除は「PC設定の変更」から行う。
「PC情報」を開くと「デバイスの暗号化」カテゴリが用意されており、こちらの「オフにする」ボタンを押すだけでよい。ただし、ボリュームの暗号化解除は結構な時間を要し、筆者が試したデバイスでは30分ほどかかっている。解除中もタブレットを使うことはできるものの、可能であれば自宅など落ち着いて操作できる場所で、時間的に余裕あるときに実行してほしい。○暗号化解除の結果は?
今回はhiyohiyo氏の「CrystalDiskMark 4.1.0」を使用し、ボリュームの暗号化解除前と解除後の速度を測定してみた。
まずは結果をご覧いただきたい。
上図のように、シーケンシャルリード・ライト以外は大きな変化はなかった。