くらし情報『訪れるなら今! 8月10日で消滅する津軽今別の構内踏切 体験レポート』

2015年7月30日 11:00

訪れるなら今! 8月10日で消滅する津軽今別の構内踏切 体験レポート

だから木古内は上り線に、奥津軽いまべつは下り線に、新幹線用の副本線がある。

●構内踏切から見える風景はいかに!?
○構内踏切は奥津軽いまべつ駅にあり

奥津軽いまべつ駅にしろ湯の里知内信号場にしろ、もともと狭軌の「津軽海峡線」として使っていた施設を改築している。中央を一直線に通り抜ける一等地を新幹線のために明け渡して、その両側に狭軌の線路を増設した形だ。

そして奥津軽いまべつ駅の場合、場所が既存の津軽今別駅と同じ場所なので、津軽今別駅の営業は続けなければならない(といっても、一日に上下それぞれ2本ずつの列車しか止まらないのだが)。北海道側の知内駅は2014年3月15日に廃止されたので、とりあえず線路さえあればよいが、津軽今別のほうはまだ営業しているので、乗降用のプラットフォームが必要である。

というわけで、津軽今別駅の現在の構造は、中央に新幹線の奥津軽いまべつ駅が姿を現し、その両側に在来線の線路が1本ずつある。駅の入口は下り線側にあるから、上りホームにアクセスするために構内踏切が設けられている。なんと、建設中の新幹線の線路を横断する構内踏切(!)になっているのだ。


実際に現地を訪れてみると、津軽今別駅に上がる階段を出たところから右手に、下りの仮設ホームがある。

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