くらし情報『訪れるなら今! 8月10日で消滅する津軽今別の構内踏切 体験レポート』

2015年7月30日 11:00

訪れるなら今! 8月10日で消滅する津軽今別の構内踏切 体験レポート

そこから左に行くと問題の構内踏切があり、新幹線の線路を3本(上下本線と下り副本線)を横断する。その先に上りホームと小さな待合室がある。

もちろん、その構内踏切から新幹線の駅施設を眺めることができるし、反対側を見ると北海道に向かう新幹線の線路がドーンと延びている。

○8月10日から通過できなくなる構内踏切

ただし、新幹線の試運転が追い込みにかかると、試験に要する時間帯が広がるので、従来のように「夜間だけ構内通行止」とは行かなくなる。また、在来線の線路は上下1本ずつあるが、新幹線開業までにそれぞれ1本ずつ増設しなければならない。現在はそのためのスペースに仮設ホームがあるので、仮設ホームを撤去しないと在来線の線路増設ができない。

このような事情により、津軽今別駅は8月10日から全列車が通過扱いとなる。通過扱いになれば仮設ホームも用済みになるので、それを撤去して在来線の線路を増設する形になるわけだ。
すると、建設中の新幹線の線路を公然と歩いて横断できるというユニークな構内踏切は、あと10日たらずで消滅する。訪れるなら今のうちだ。

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