くらし情報『中国の攻撃はサイバー空間でも? アメリカの被害例とは』

2015年8月1日 09:01

中国の攻撃はサイバー空間でも? アメリカの被害例とは

国内の2組織のウェブサイトが改ざんされ、Flash Playerの脆弱性(CVE-2015-5122)を突いて、閲覧者にマルウェアを感染させるものだ。

カーマカル氏は「これらの改ざんにより、日本の2つのハイテク企業もセキュリティ侵害を受けており、合わせて4つの日本の組織が被害を受けている」と分析した。

○専門家の常時監視とインシデント対応による「FireEye as a Service」

このような高度なセキュリティ侵害では、企業は被害に気付かないままでいることが多いという。ファイア・アイのシニアディレクター、ワイアス・イサ氏によると「標的型攻撃に対応した組織を調べたところ、攻撃者は平均205日も内部に潜伏していた」とのこと。

イサ氏によれば「標的型攻撃の犯人は、多くが国家の支援を受けたプロフェッショナル。攻撃の段階別に分業制を採用し、資金も豊富で高度な戦術を利用している。また長期的に潜入することを狙っており、撃退してもまた戻ってくるなど執拗な攻撃を行う」としている。

そこでファイア・アイでは、個別の企業に合わせたセキュリティ監視サービスとして「FireEye as a Service」

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