2015年8月3日 17:20
デジタル造形ソフト「ZBrush」の"日本語コミュニティ"を開設 - Pixologic社トマ・ルッセル氏が最新情報を紹介
氏のようにアナログな手法からZBrushを用いたデジタル的手法に切り替えた例もあるという。さらに最近ではZBrushを学ぶための手段も増えてきており、例えば雑誌「デジタル造形」に登場する作品の3分の2にはZBrushが使われているとのことだ。このほか、「レプリカントEX」にもよく登場しているという。
○ZBrushを用いた作品
こうした流れを受け、ルッセル氏は、ユーザーとメーカー、そしてユーザー同士の結びつきを強化するため、ZBrushユーザーコミュニティの公開を発表した。まだテスト段階にあり、8月1週目からの運用を予定している。
Pixologic社は先日、日本語版Twitterアカウントも開設した。その理由としてルッセル氏は、コミュニティの大切さを強調する。「コミュニティの中でユーザー同士がやり方を教え合ったり、作品を見せ合ったりすることで、実力が伸びていきます。
すでにZBrushを使っている方とやりとりすることが大事だと思っています」とコメント。ちなみに、ここ最近、同ソフトの無料体験版の公開も開始されており、総合的にユーザーの習熟を後押しする動きともいえそうだ。
○ZBrushは「粘土をこねて形を作る感覚」