くらし情報『南極の話をKDDIが子どもたちに教える理由』

2015年8月4日 11:08

南極の話をKDDIが子どもたちに教える理由

色んな仕事といろんな仕事をやる必要があるわけです。こうした活動に会社として携われること自体も誇りです」(鈴木さん)

南極に向かう観測隊の隊員は、国立極地研究所の所員として現地で活動を行う。繰り返しになるが、南極では、生物や気象観測、天体観測など、自然にまつわるありとあらゆる研究を行っている。そうした情報は、衛星通信を通じて、瞬時に日本に送ることができる。もちろん、インターネットの利用も可能だが、こうした通信設備が故障せぬよう、そして故障時にすぐに復旧活動が図れるように同社の社員がいるわけだ。

●南極からのメッセージで子どもたちに伝えた意義
54次隊で南極へ向かった大越氏は、こうした体験を今年に入ってから毎月のように子どもたちに伝えている。今回取材した毎日メディアカフェでは、小学校低学年の子どもたちが南極にまつわる様々な話を真剣な眼差しで聞いていた。

特に、国立極地研究所の協力のもとに持ち帰ってきた「南極の氷」の体験コーナーでは、氷に水をかけて、氷の中に閉じ込められた2万年前の空気が弾ける音を、わいわいみんなで楽しみながら聞いていた。
筆者も体験したのだが、純真な心を失ったためか、音を聞くことができなかったことだけ付け加えておきたい。

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