2021年6月24日 21:00
千葉雄大&哀川翔、仕事に対する心構えで互いに共感「常に打ち返す意欲は持っていたい」
100作目が『ゼブラーマン』で、それを宣伝するためにバラエティ番組に出たら、そこからどんどん番組のオファーももらうようになった。
千葉:哀川さんのお話はすごく面白くて、勉強になることばかり。哀川さんは0から1を作った人だから、説得力が違います。僕なんてできあがったものに乗っかってやってきただけなので、本当にすごいと思います。
――お二人は一見、全く違うタイプの俳優さんという印象を受けますが、例えば舞台挨拶や会見などで、ちゃんと周りの空気を読んで、面白い発言をされるという印象があります。
哀川:いやいや、俺は面白いことをしゃべろうとは思ってないし、実際に素は本当に面白くないよ。千葉:いや、そんなことはないです! でも僕は、自分が面白い人間だとは思ってないし、実際に面白いことをできないのがわかっているからこそ、バラエティ番組に出させていただく時、せめて向こうから投げていただいた球は、ちゃんと打てるように準備をしておきたいという思いはあります。
哀川:その心構えがいいんだよ。
俺もそうで、常に打ち返そうという意欲は持っていたい。だからいつも油断はできないけど、そうやって打っていけば、きっと結果が出るから。