2021年6月26日 12:30
森田望智「なんてありがたい現場に」『全裸監督』現場で感じた幸せと出演後の変化
とまっすぐな瞳を見せる。
また、『全裸監督』以降は「オーディションをせずにお仕事をいただけるようになりました」という。「これまでそんなことは、まったくありませんでした。だからこそ、それがいかに特別なことかがわかる。次々とお仕事がいただけるなんて……という思いが常にあるので、ひとつひとつのお仕事を大切に思い、しっかりと取り組んでいきたいです」と力強く宣言する。
なんでも、「これまでは、オーディションの最終選考で落とされることが多かった」そう。「いつも『オーディションでセリフが飛んだらどうしよう、うまくできなかったらどうしよう』と不安でした。でもなんだか今は、『生きていられればいいや!』という心境で、なんでもできるような気がしていて(笑)。
面接官の方々に対しても『怖いな』と思っていましたが、『この人たちも同じ人間だ』と思えるようになりました」と笑う。「オーディションに落ちると、ひねくれてしまっていたことも多かったですね。その作品が公開になっても、悔しくて観られない。でも今は、『自分になにが足りなかったのか、ちゃんと観てみよう』と思える。『全裸監督』の現場を経験させていただいて、『お芝居は、人としての生き方が大事なんだ』と知ってからは、ものすごく心持ちがすごく変わったと思います」