2015年8月16日 10:00
石原さとみ「ハンジを演じていて救われた」- 実写版『進撃の巨人』で"駆逐"できなかったプレッシャー
彼女が、一年という長い期間を通してどのようにして役と向き合ってきたのか。そしてハンジを中心に描かれ、石原自身も「ハンジへの愛が詰まっている」と語るdTV版『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙』(8月15日配信開始)への思いも聞いた。
――原作ファンの多い作品、しかも演じるのが人気キャラクターなだけに、プレッシャーも相当だったのでは?
そうですね……。プレッシャーでしかなかったですね。原作を読めば読むほど、アニメを見れば見るほどハンジを演じることが怖くなりました。自分が『進撃』の世界にハマって、好きになっちゃったから。これは責任が重いなと思いました。私以上にハマる人がものすごく多くいるんだろうなというのもわかったし、私のまわりにも作品のファン、しかもハンジの大ファンがいて、その子にはとてつもなくプレッシャーをかけられました。
だからこそ、悩んだし、知恵をふりしぼったし、参考になることはとにかく飛びつきました。
――そういうプレッシャーは、どうやってはねのけることができたんでしょう。はねのけてはいないですね。アニメ化している作品の実写版に参加したのも初めてだったこともあり、本編の撮影中は毎日眠れないくらいのプレッシャーを感じていました。