2015年8月17日 08:00
若き起業家たちの夢とその戦略 (3) 「とにかく資金が無かった」Voyagin再起への道
に選ばれ、いただいた助成金で社員を一人雇うことができました。
――― 最後に、日本の観光産業が最も盛り上がる2020年へ向け、今後の展開をお話しください
起業前に観光という分野を選んだ2010年頃、五輪招致はまだ決まっていませんでした。僕自身、純粋に旅が好きだったのと、海外に出るたびに「日本は素晴らしい価値を持った国だ」と感じていたので、それをサービスとして形にしただけなんです。
日本には高い価値を持っているにも関わらず、評価が伴っていないコト・モノがまだたくさんあります。そんなギャップを持った商品を見つけてきて、上手くPRすれば必ず売れると思っています。来たる2020年に向けて注力しているのは、良い意味で価値と評価に差分のある商品を増やすこと、その一点です。
ツアーやアクティビティだけではなく、現地に赴いて予約が必要なものは、今後広範囲でカバーしていけそうです。今(2015年8月現在)は約1,800の商品を掲載していますが、数を増やし、売上を3年で5倍程度に伸ばしたいです。
やれることはまだまだたくさんあるので、これからメンバーを積極的に採用し、皆で力を合わせて開拓していきたいですね。
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