2015年8月17日 10:53
健康・スポーツの祭典「スポルテック」で気になったスローカロリーの秘密
スポルテックの期間中、同社は「持続性エネルギー『パラチノース』のスポーツフードへの利用例」と題したセミナーを開催。パラチノースを製品に採用している企業も出席した事例紹介などを行った。
セミナーの講師を務めた同社商品開発部の宮崎大地氏によると、炭水化物とはブドウ糖・果糖などの単糖、またはそれらが複数つながった栄養素のことを指す。さらにそのうちの食物繊維を除いたものが糖質にあたるといい、日本が摂取しているエネルギーのうちの糖質が占める割合は約60%に及ぶという。
一方で、人間の体重に占める糖質の割合は約1%にとどまり、エネルギー源としての糖質は極めて重要なものである。中でも運動強度が高いほど糖質が筋肉のエネルギー源となる傾向にあり、脳のエネルギー源となるのも糖質だという。
このため、運動後の糖質補給は欠かすことができないものである。糖質摂取量の目安は運動条件により異なるが、例えば運動後4時間以内に回復する場合は1時間に体重1キロあたり1~1.2グラム、4~6時間以上のハードな運動をした後は、1日程度で回復するためには体重1キロあたり1日に最低10グラム以上が必要となる。
一方、ご飯茶わん1杯(150グラム)