くらし情報『健康・スポーツの祭典「スポルテック」で気になったスローカロリーの秘密』

2015年8月17日 10:53

健康・スポーツの祭典「スポルテック」で気になったスローカロリーの秘密

の糖質量は約55グラム。この数値から言えば、70キロの場合、最も過酷な条件で1日にご飯12杯以上が必要な計算となる。

一方、糖質には吸収の傾向に応じて3つのタイプに分類される。1つ目が速やかに上昇する「ファストカロリー」と呼ばれるもので、エネルギーを素早く補給するのに適しており、砂糖やブドウ糖、果糖ブドウ糖液糖、マルトデキストリンなどがこれにあたる。2つ目が「ゼロ・低カロリー」と呼ばれる低吸収型のもの。これはカロリーの吸収を制限したものだ。

そして、昨今注目を集めているのが「スローカロリー」。ゆっくり持続型の吸収スタイルで、長時間の運動やトレーニングなど、エネルギーを持続させたい場合に有効。
宮崎氏は「現代はこれらの糖質を摂取シーン別に選択する必要がある」と話す。

そのスローカロリーの糖質源として代表的なのが、パラチノースだ。パラチノースは、砂糖の約1/5の速さで吸収されるのが特徴。他にも砂との比較では、「運動中に脂肪が効率よく燃焼する」「低血糖予防や減量時にも筋肉量が維持される」「集中力や満腹感が持続する」といったメリットもある。

そして、そのパラチノースを実際に自社製品に採用した企業の1社目としてプレゼンテーションを行ったのが、三重県の製菓会社・井村屋だ。

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