モノを極限まで減らした暮らしは本当に快適!? - 「ミニマリスト」佐々木典士さんに聞く
――言われてみれば、プレゼントしたモノってあまり覚えていないかもしれないです
僕がプレゼントする立場なら、もらって困っているモノはどんどん手放して欲しいです。自分があげたモノで、誰かが煩わしいと思っているのは嫌ですね。
――「手放す」覚悟はできても、「捨てる」ことができない場合はどうしたら良いですか?
どうしても捨てられないモノは、欲しい人にあげるのもいいのではないでしょうか。ミニマリストのみなさんもツイッターで欲しい人を募集したり、フリーマーケットで売ったりしています。いろいろな手放し方があると思います。
誰にも「これは捨てられないなあ」と思うモノがあると思います。本当に大事なモノは「捨てられないなあ」とすら思わないものです。本にも書いたのですが、「5回迷ったら捨てる」のがいいのではないでしょうか? その思いがなくなることはまずないです。
そこからあと1,000回は悩みますね(笑)。
僕の場合ですが、iPhoneを見て「捨てられないなあ」とは思いません。それは絶対に必要なモノだから。それ以外は捨てられると思いますね。
――佐々木さんは今処分しようか迷っているモノはあるんですか?
布団乾燥機です。