2015年8月22日 19:56
「RICOH THETA デベロッパーズコンテスト」表彰式 - 全天球撮影カメラを活用するためのアイデアを競う
リコーは8月20日、東京・日本科学未来館にて「RICOH THETA デベロッパーズコンテスト」(主催:リコー、共催:YRPユビキタス・ネットワーキング研究所、協力:日本科学未来館)の表彰式を行った。応募資格にこれといった制限は無く、個人/法人、国籍や年齢、居住地などを問わないことから世界各国から応募が集まり、受賞者もさまざな顔ぶれが選出された。
リコーの「THETA」は、1回のシャッターで360度の全天球イメージや動画うぃ撮影できるユニークなデジタルカメラ。そのTHETAのアプリケーションまたはガジェットを開発するオープンコンテストが、今回初めて開催されたRICOH THETA デベロッパーズコンテストだ。
表彰式の冒頭、リコー 代表取締役会長執行役員であり今回の審査員の一人である近藤氏は、「メーカーだけでなく、ユーザーも含めて商品を育てる」とTHETAの思想について述べた。また、日本科学未来館館長の毛利衛氏は、「科学技術を皆さんのアイデアで一緒に作り上げていく」ことが今回のコンテストの趣旨、そして日本科学未来館のコンセプトでもあり、今後ますます大切なことになっていくと語った。
次に審査員長を務める東京大学大学院情報学環教授である坂村健氏がコンテストの審査基準を説明した。