くらし情報『日本人は粘り強く成功にむかう - 益子焼きも勉強するカンボジアの陶工の働き方』

2015年8月25日 08:00

日本人は粘り強く成功にむかう - 益子焼きも勉強するカンボジアの陶工の働き方

としてブランドを立ち上げ、食器や置物など、カンボジアでの新しい陶器の生産、販売を行っています。村の陶工たちが独立して持続させていくことを目指しています。

私もこのプロジェクトに参加して、日本の、主に益子焼きの陶芸家の先生たちに陶器づくりを教わりました。今は村にあるコンポンチュナン焼の工房で陶器を、家では素焼きを作る毎日です。

■現在の収入はどれくらいですか?

コンポンチュナン焼の陶器の売上が増えてきて、平均して月に150USドル(約1万8,000円)ぐらいになります。夫も一緒に働いているので2人で300USドル(約3万円)になります。

素焼きは、窯にいっぱいに詰めて焼いて1回分で60万リエル(150USドル)の収入になります。月に1回から多くて3回焼きます。
平均すると2カ月で3回、窯焚きしています。子どもが大きくなってきたので手がかからなくなってきて、家でもっと仕事が出来るようになったので、素焼きの仕事も収入が増えました。

■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?
この村では元々は素焼きしかできなかったけど、陶器も作れるようになって楽しいです。お客さんの注文品をきれいに作って焼くことが出来て、気に入ってもらえると嬉しいです。

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