2015年8月26日 11:30
「健康職場」のお手本 (7) "カルチャーマッチ"がなければ採用しない - エニグモ(前編)
です。部署・部門ごとに、新しく入った社員を誘うウェルカムランチが勝手に催されて、スケジュールにいつの間にか入っています。会社が大きくなると、部署ごとに意識の差が生まれて関わらない人が出てきますが、そういったことを和らげようと、自然発生的に生まれて、昔から根付いている習慣です。
大谷氏:私も「入社しました。よろしくお願いします」というメールを送ったら、部署関係無しに、「ぼくも同じ年です」「こんな共通の趣味があります」と、いろいろな暖かい返信をもらいました。それから「ご飯を食べに行きましょう」とつながって、はじめの1、2週間は部署ごとのランチでスケジュール帳が埋まりました(笑)。
中途で入ると、なかなか話しかけづらいと思うのですが、ランチを一緒に食べながらいろいろな話を聞けるので、すぐに顔を覚えることができました。この「ウェルカムランチ」には、やらされている感が全く無いんです。
自発的に起きているので、すごくよいなと思いました。
――自己紹介メールが儀礼的・義務的なものではなく、ちゃんとそこから会話が生まれているのですね。
金田氏:返信自体も全社員にまわるので、この人はセンスのある返信をするとか、この人はマニアックなネタを掘り下げるとか、それぞれの価値観を全員で共有できるようになっています。