2015年8月28日 10:06
男と女のサバイバル (1) 日本列島に1億3,000万人は多すぎませんか?
-大正9年~平成12年 統計局)でした。厚生労働省の「日本の人口の推移」によると2060年には再び8,000万人台となるようです。生産年齢人口の比率が低くなる高齢化が問題ですが、実際は周囲を見回しても多くの65歳以上は働いていますので、現実的な統計値が欲しいところです。
○縮小生活を楽しむ工夫 - 物質的な豊かさから精神的な豊かさへ
若い世代が、将来自分たちがもらえる年金が少なく、不公平感を抱くのであれば、単純に考えれば自分たちが子供をたくさん作ればすむ問題ではないかと聞いてみると、社会的不安や低成長時代に子供を生む不安があるという答えが返ってきます。しかし、歴史を広く振り返ってみると、先々を見通せた時代なんてほとんどありません。明治維新や終戦時を考えてみれば分かります。私の双方の祖父母は都会に拠点があったために戦争で財産を全て失いました。両親はゼロからのスタートだったのです。
実際に私が物心ついたときに我が家にあった電化製品はラジオだけでした。アイロンもなく、母親はコテを使っていました。コテとは鉄の棒の先が小さなアイロンの型をしていて、反対の端に木の持ち手がついていました。コテ先を火鉢の炭の中に入れて熱して使います。