くらし情報『祖先はいつ、どこから日本にやってきた? - 遺伝子検査で明らかになる「自分のルーツ」』

2015年8月31日 14:00

祖先はいつ、どこから日本にやってきた? - 遺伝子検査で明らかになる「自分のルーツ」

がメニューに追加されるなど、サービスの拡充が続けられている。

前置きが長くなったが、筆者は6月の取材をきっかけに「ディスカバリー」の存在を知り、「祖先の特徴を知れるなんて面白そうだし、このプランなら気軽にできる」と思い利用することにしたのである。

○筆者の祖先は、北海を制した 流氷の民!?

「ディスカバリー」では、身長や体重、目の色、毛の太さなど自分の体質の遺伝的な傾向のほか、人類発祥の地から日本に至るまで自分の祖先がどのように移動したかという「祖先のルーツ」を知ることができる。(通常価格は9,800円(税別)で、申込みから検査結果の開示まで、おおよそ1カ月ほどで完了する。サービスの利用フローは「こちら」を参考にされたい。)

祖先のルーツは、ハプログループ(ミトコンドリアハプログループ)という、人間の細胞内にあるミトコンドリアと呼ばれる小器官のDNAの多型を用いて遺伝的に分類されるグループに基づいて明らかにされる。このミトコンドリアが、祖母から母、母から自分と母系を伝わって受け継がれるため、そのDNAを調べることにより母系の系譜を辿ることができるというわけだ。日本人の多くは、祖先の系統ごとに大きく10タイプのハプログループに分けられるそうで、どのグループかにより自身の祖先が、約20万年前のアフリカから「どの時代に、どの土地を経由して日本にやってきたのか」

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