2015年9月4日 14:15
x86サーバーの事業展開やThinPadのデザインに隠された裏話を紹介 - Lenovo 米国開発拠点レポート
結果としてPC事業がそれで成功を収めているので、x86サーバー事業においても同様の考え方を引き継ぐと言うことだろう。
今回、メディアへの対応を行ったのは、エンタープライズビジネス事業本部 エンタープライズシステム開発担当副社長のマイケル・ゲベル氏。彼もまたIBMからやってきた一人である。
ゲベル氏をはじめとする事業幹部は、買収過程からIBMが展開してきたSystem x部門とLenovoのThink Serverの統合に時間を費やした。ハイエンドサーバーに強いSystem xは、ハイエンドのカテゴリで見ればトップシェアと言ってもいい。ここに、LenovoのThink Serverというメインストリーム向けの製品を統合して、サーバー市場全体でトップシェアを目指すことになる。
現在はターゲットが重複していた製品などの整理統合を終えた段階で、製品ブランドとしてはSystem xとThink Sewrverが共存している。これらのブランドをいずれかに統合するのか、あるいはまったく新しい名称を設けるのかは、今後の検討課題だとしている。
IBMの事業部のほとんどがLenovoへと移籍したことで、既存顧客に対するもっとも重要な対応は「これまでとなんら変わらない」