くらし情報『日本IBM、2015年上半期のTokyo SOCレポートとIBM X-Forceレポートを発表』

2015年9月7日 15:47

日本IBM、2015年上半期のTokyo SOCレポートとIBM X-Forceレポートを発表

「約40パーセントの組織でドライブ・バイ・ダウンロードの攻撃を確認」「相次ぐ脆弱性と継続する過去の脆弱性への攻撃」の3点が挙げられた。日本年金機構の報道でもメール経由でのマルウェア感染が大きく取りあげられたが、Tokyo SOCでもメール添付型のマルウェアに感染した端末が外部サーバーと通信するケースを検知している。標的型攻撃に対して防御だけを目的とした既存の対策に限界がある一方、ばらまき型のメールウィルスに関しても不審なメールを開封しないようにコントロールすることが難しいため、感染を想定した運用管理体制の構築が急務となっている。

また、2014年下半期に減少していたドライブ・バイ・ダウンロード攻撃は増加傾向を示し、攻撃が確認された組織は前期の16.9%から40.5%に増加。誘導元として改ざんされたWebページ以外に広告配信ネットワークを悪用してマルウェア感染サイトにリダイレクトするケースも見られたという。観測されたドライブ・バイ・ダウンロード攻撃の90%以上がAdobe Flash Playerの脆弱性を悪用するものだった。さらに、GHOSTやFREAK、Logjam、VENOMといった新たな脆弱性が発見されるとともに、2014年のShellShockやHeartbleedも継続して攻撃を検知。

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