2015年9月9日 11:59
Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意 (5) "インバウンド"の情報発信で60万人のファンを獲得、クラブツーリズムの場合
(浅川氏)
Facebookでは広告が見られてから24時間、または広告がクリックされユーザーがサイトを訪問してから28日間のコンバージョンデータをデフォルトで提供しているが、これらの数字に「担当者として手応えを感じている」という。
「今はターゲット属性だけでなく、広告のクリエイティブも含めていろいろとトライしているところ」という浅川氏が、最近注目しているのは、スマートフォン向けのカルーセル広告(1つのユニット内に複数の画像を貼り、リンクを切り替えて表示できる広告)。
「アジアは日本以上にモバイルが強いんです。また動画にも可能性を感じているので、今後もいろいろ試してみたい」(浅川氏)
また、「当初はFacebookページでファンを増やせば、そのファンの友だちが、さらに新しいお客さんになってくれるだろうと考えていた」という浅川氏。「実際にやってみると、ことはそう簡単ではなかったですが、ファンはようやく60万人というところまで来ました」と振り返る。ここまで代理店任せにせず、中国人スタッフなどとともに自身が直接運用に携わってきた。だからこそ、「お客さんの反応がダイレクトに伝わり、国ごとのユーザーの反応やニーズも少しずつだが、わかるようになってきた」