くらし情報『Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意 (5) "インバウンド"の情報発信で60万人のファンを獲得、クラブツーリズムの場合』

2015年9月9日 11:59

Facebookで差をつけろ! 成功例に学ぶマーケティングの極意 (5) "インバウンド"の情報発信で60万人のファンを獲得、クラブツーリズムの場合

浅川氏が「2010年」という比較的早い段階からFacebookに目を付けた理由もまさにそこで、香港や台湾、シンガポールといった国や地域で、Faceebookの浸透率が日本より進んでいるという情報から、「海外のターゲットに効率的にリーチできる媒体」と判断したため。

「旅行のような体験型の商品は、もともとSNSとの相性がとてもいい。どんな宣伝よりも、家族や友だちから直接『あそこが良かった』『これが美味しかった』と聞かされたほうが、自分も行って見ようかなとなりやすいからです。加えて中華系の人達は我々日本人以上に、身内からのクチコミ情報を重要視する。そういう意味でもクチコミでレコメンドしてもらえる、SNSでのアプローチがとても重要だと考えています」

同社が運営する英語、中国語のFacebookページには、春は桜、秋は紅葉と季節に応じて、思わず「いいね!」や「シェア」がしたくなるような、美しい日本の風景が並ぶ。「Facebookページの一次的な目的は、きれいだな、おいしそうだな、日本に行ってみたいなと思ってもらうこと。我々のツアーで日本を楽しんでほしい、感動していただきたいという純粋な思いを伝えたい」

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