くらし情報『巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (3) 初代K6ついに登場』

2015年9月14日 11:00

巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (3) 初代K6ついに登場

しかも、今度のAMDの製品は、今までのIntel製品の後追いではなく、全く新しいアーキテクチャで、Pentiumよりも速いらしい…

こうした大きな期待を一身に背負って、1997年4月2日初代K6は発表された。K6はそれまでに喧伝された期待を裏切らない仕上がりだった

クロック周波数166・200・233MHz(Pentiumは最高で200MHz)
パイプライン:6段ステージ、最大6命令を同時発行可能
RISC86スーパースケーラーアーキテクチャ
Pentiumソケット7互換(AMDではこれをスーパー7と呼んだ)
0.35ミクロンプロセス技術、880万トランジスタ(K5の2倍以上)

いきなり、233MHz品がリリースされたので、かなりのインパクトがあった。というのも、それまでのPentiumの最速製品は200MHzであり、Intelよりも速いCPUというのはいまだかつて誰も経験しなかった興奮だった。しかも、そのCPUはPentiumのソケットにそっくりはまる。

K7の話で書いたように、チャレンジデモというのを始めたのがこの初代K6の最初の記者発表会である。外見は全く同じパソコンを2台用意して、"メモリ、HDD、などCPU以外のパーツは全く同じものを使用しています、右がAMDのK6、左がIntelのPentium。

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