2015年9月16日 09:47
コンカー、オープンプラットフォーム戦略へ - Concur App Center日本で展開
「従来提供してきたConcur Expenseでも、自動化できる部分はあるものの、経費が発生するあらゆるシーンにおいて全て内包することは難しい。そこで、Concur自体をオープンにすることによって、あらゆるシーンからデータのつなぎ込みを行い、全自動化させることを目指している。これによって、従業員の経費精算作業の負荷を減らし、企業の財務・経理部門に対しては、たまったデータを分析してコスト削減や不正の検出など、データの活用を促したい。Concur Expenseでできることは限られているが、外部サービスと連携することによって、あらゆるシーンで役立てるようなサービスを提供していきたい」
Concur App Centerは個人向けの「Apps for Me」と、企業向けの「Apps for My Business」の2つのサービスカテゴリーから構成されている。
Apps for Meでは、領収書画像の自動データ化、タクシー配車サービスの決済情報連携、経費入力代行サービスとの連携、ホテルなど各種サービスプロバイダーからの電子領収書による経費データの自動取り込みなど、ビジネスパーソンの生産性を向上させるアプリケーションやサービスが提供されるという。