2015年9月25日 21:00
「かんすぴ」で始めるスピーカークラフト(前編) - 入門向けに最適な65mmフルレンジ
木ネジの長さは16mm。そこから頭の長さ3mmを引くと13mmだ。キャビネットの材質はMDFで厚さは10mm。それにスピーカーユニットのフレーム部分の厚み2mm弱を加えても、ネジはフロントバッフルを貫通することになる。
だが、最初からドリルで穴を開けておけば、表面をカッターで削る必要はない。DIYに少しでも手を染めた人ならば、ドリルを持っているのではないだろうか。今回は最終的な仕上がりを考慮して、ドリルで穴を開けた。ネジの太さは3mmなので、今回は2.4mmのビットを使用したが、特に問題はなかったようだ。
●コンパクトだがサウンドは?
○コンパクトだがサウンドは?
では、P650KとP650-Eのサウンドはどうなのだろうか。周波数特性グラフを見ると、150Hz以下の低域はあまり期待できないが、高域は20kHz近くまで伸びている。
フォステクスからはパーソナルアンプ「AP-5」や「AP15D」、そしてUSB DACを内蔵した「PC200USB」など、かんすぴと組み合わせやすいアンプがリリースされているが、今回はクリエイティブメディアの「SoundBlaster X7」を使用した。X7はUSBやBluetoothなど、さまざまな再生方法を選ぶことができるハイレゾ対応のアンプだ。