くらし情報『「かんすぴ」で始めるスピーカークラフト(前編) - 入門向けに最適な65mmフルレンジ』

2015年9月25日 21:00

「かんすぴ」で始めるスピーカークラフト(前編) - 入門向けに最適な65mmフルレンジ

この組み合わせで実際に聞いてみると、ボーカルなどを中心とした楽曲での表現力はなかなか侮れない。また、65mmという小口径のフルレンジスピーカーを使用しているため、その持ち味である音像定位のよさが際立っている。

X7の特徴の一つが、専用アプリ「SBX Pro Studio」による音質のカスタマイズ。これを利用して、P650KとP650-Eの低域を補ってみるとどうだろうか。X7のイコライザーは設定範囲が±12dBなので、低いほうを持ち上げれば、100Hzぐらいまではフラットに近づけることができる。また、中高域のレベルを下げて同時に低域のレベルをあげると、50Hzぐらいまではフラットにできそうだ。

さて、実際にやってみると、確かに低域はボリュームアップする。2番目の写真のように低域を持ち上げるだけならば、それほどサウンドのバランスは崩れない。
しかし、3番目のように極端な調整をすると、音が全体的にこもってしまう。また、P650KとP650-Eが本来持っている、きっちりとした音像の定位がスポイルされてしまっているように聞こえる。さらに、イコライザの調整範囲外となっている極低域がカットされた感じも不自然だ。

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