くらし情報『「かんすぴ」で始めるスピーカークラフト(前編) - 入門向けに最適な65mmフルレンジ』

2015年9月25日 21:00

「かんすぴ」で始めるスピーカークラフト(前編) - 入門向けに最適な65mmフルレンジ

やはり、このシステムで低域のボリュームをアップするには、小型のサブウーファーを組み合わせたほうが期待できるだろう。フォステクスのPM-SUBminiやヤマハのYST-SW010といったコンパクトなサブウーファーを加えてシステムアップを図るのがよいのではないだろうか。

○ニアフィールドリスニングの入門用にも

イヤホンやヘッドホンでも音楽は楽しめるが、やはりスピーカーでもよい音を楽しみたいという人は多い。だが、日本の住宅環境では大音量でスピーカーを鳴らすと近所迷惑にもなりかねない、そこで広まってきているのがニアフィールドリスニング。デスクトップ上に設置したコンパクトなシステムで、至近距離で音楽を楽しむというスタイルだ。

家庭内でスピーカーを設置した場合のリスニング位置は、2~3mほどというのが一般的だろう。それに対して、ニアフィールドリスニングでの聴取位置は数10cm程度だ。音のエネルギーは距離の2乗で弱まるため、リビングなどに設置するステレオシステムに比べて、アンプの出力ははるかに小さくてすむ。
また、出力が小さいため、部屋全体の音響特性をあまり考慮する必要がないという手軽さも持ち合わせている。

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