2015年10月7日 15:44
シャープ、CEATEC 2015で「ココロプロジェクト」をメインテーマに - 8Kなど次世代製品も展示
という。
また、デザインを革新するディスプレイとして注目を集めているフリーフォームディスプレイ(FFD)の展示にも力が入っている。とくに注目を集めているのが、FFDの進化版として初公開した曲面型FFD。「応用範囲は幅広く想定できる。これまでのFFDの可能性をさらに広げるものになる」(水嶋会長)として、自動車へのダッシュボードへの搭載など期待が膨らむ。
さらに、液晶の向こう側が見え、ショーウインドウなどに利用できるシースルーディスプレイや、鏡面となっているディスプレイに様々な情報が表示できるミラーディスプレイなども展示している。
○新ビジョン「AIoT」
一方、シャープはプレス向けの説明会において、新たな家電製品の事業ビジョンとして、モノの人工知能化を目指すことを打ち出した。
シャープ 代表取締役兼専務執行役員の長谷川祥典氏は、「2016年度から、AIoTの製品展開を本格化する。
多くの家電をクラウドに接続して、人工知能化することで、機能や動作が快適になる」と切り出し、「これまでの家電メーカーは、ハードウェアを提供してきたが、クラウドサービスを一体提供することでユーザー価値が飛躍的に向上する。