くらし情報『富士山+忍野八海+"忍者"な旅も! 新設「しのびの里」で広がる富士観光の形』

2015年10月9日 06:00

富士山+忍野八海+"忍者"な旅も! 新設「しのびの里」で広がる富士観光の形

各池には特徴があり、池にまつわる"伝説"もそれぞれ。共通して言えることは、「濁池」と命名された池も含め、どの池も美しい水をたたえていることだろう。「時間的に全部は巡れない」という人は、八海随一の湧水量を誇る「湧池」はぜひとも見ておきたい。昭和58年(1983)にNASAが宇宙で雪を作るのにこの池の水を使用したというほどの抜群の純度を誇っており、ゆらゆらと触れる藻の中で泳ぐ鯉も本当に気持ち良さそうだ。

池の周辺にしつらえられた水車小屋や古民家風の土産屋の風景もまた味わい深い。土産屋では富士の名水を用いて作る忍野名物の蕎麦や豆腐をはじめ、気軽に食べられる岩魚の塩焼きやヨモギ100%の草餅なども用意している。また、野菜や果物などの新鮮な地のものの販売もしているので、お土産にしてみるのもいいだろう。

○忍野グルメを忍者空間で

そんな八海からクルマで5分程度のところに10月10日、忍者をテーマにした「忍野 しのびの里」がオープンする。
しのびの里では富士山を一望できる日本庭園や忍者をテーマにしたアトラクション、食事処、茶処、売店、足湯を設けている。しのびの里を運営する富士急行は、訪日外国人に人気の忍者をテーマにすることで点在する富士観光スポットを有機的につなげる、ということを狙っているようだが、もちろん日本人も楽しめる空間となっている。

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