で、逆に腹立つというか「M-1これで終わるのは嫌だ、ウケたい」って気持ちになって。翌日に「M-1頑張ろう」って話し合いをしましたね。
福島:しましたね~。
高木:それが、自分の中で『M-1』の位置づけがかなり変わった瞬間でした。
○ウエストランドの成功体験を生で見た
――高木さんは、アルコ&ピースの酒井さん(「キングオブコント2013」)やウエストランドの井口さん(「M-1グランプリ2020」)などファイナリスト経験のある先輩にお世話になっているそうですね。お笑いや、賞レースに関する話はしますか?
高木:酒井さんは全く無いです(笑)。ただ、そんな酒井さんでも去年の2回戦を動画で観てLINEで「むちゃくちゃウケてんじゃん」って連絡をくれて。それがすごい嬉しくて、決勝に行けたら報告したいって思いますね。
逆に井口さんとはお笑いの話をすごいするんです。去年ウエストランドさんと定期的に新ネタライブをしてたんですけど、そのときにできたネタで決勝に行ったんですよ。珍しく「今日のネタ準決勝でやるかもしれないから観て」って言われて、袖から観たらめっちゃウケてて。「マジで決勝行くかも」って思ったら本当に行ったので“成功体験を生で見た”というか。