「このくらいの仕上がり方・ウケ方」が必要なんだっていうのを側で見れたんですよね。それは、自分の中でけっこうでかかったですね。
――やっぱり、普段から一緒に舞台に立ってる人が決勝に行くと気持ちも変わりますよね。
福島:そうですね。本当に身近なところで言うと、(『M-1』2020で決勝に進んだ)東京ホテイソンですね。外でビラ配りしてお客さんを呼ぶようなライブから一緒にやってたんで。東京ホテイソンは数年前から抜きん出てたので「やっと行ったか」という感覚もあるんですけど、「こうしちゃいられない、そろそろ僕らも行かないとヤバい」って焦りが増えましたね。
――福島さんは、同じ太田プロの上島竜兵さんに可愛がっていただいてるそうですね。
賞レースに向けてなにか言われることはあるんですか?
福島:細かなアドバイスとかは無いですけど、「M-1大事だぞ」とはけっこう言われます。上島さん程の方だと『M-1』は身近に感じてないかと思いきや、会うたびに「M-1行けよ」って必ず言ってくれますね。あとコロナ禍前、僕らが新ネタライブをやったときに来てくださったんですよ。80人くらいしか入らない小さな会場で、狭いところでパイプ椅子に座って。