2015年10月20日 12:00
「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」のマシ・オカが語る、仰天裏話と海外で活躍することの意味
だから、僕が宣伝隊長のようになって、日本の良いところを世界に知ってもらいたいと思います。キャスティングについても、日本人の役者さんをもっと売り込んでいきたいし。自分のライフワークは、日本のみなさんの役に立つことだと思っているし、2つの文化をつなげたり、道を開いたりしたいんです。
――マシ・オカさんは、俳優であり、ビジネスマンでもありますが、2つやることの利点はどんなところでしょうか?
1つのことだけをやると、どうしても考え方や趣向が制限されてしまいます。でも、いろんなことをやると、それらが影響を受け合って、あとでつながったりするんです。自分の世界観が膨らみ、勉強になるし、刺激も受けられる。僕は、毎日をスタートとして考えているんです。物事は終わらせることも大切ですが、ゴールを見つけるんじゃなくて、スタートを見つけたいと思っています。
どれだけいろんなスタートを見つけられるかってことを、日々考えています。
――スタートを見つけるというのは面白い発想ですね。では、何かを始める時、ゴールはどういう位置づけにするのですか?
ゴールというものは自分で決められるものなんです。最初からゴール、目的があることは大切だけど、そのゴールは動いてもいいのではないかと。