2015年10月20日 12:00
「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」のマシ・オカが語る、仰天裏話と海外で活躍することの意味
僕は考え方こそアメリカ人だけど、心は日本人だと思っているので、それはちょっと許せなかったです。まあ、「ボンサイ」となっていたら、逆にネタとしては面白かったかもしれないですが、連呼されると痛いですよね。
――「HEROES/ヒーローズ」の日本が舞台のパートで、時計の文字盤が漢字だった点には驚きました。
あれは、いろんなところから突っ込まれましたし、僕も突っ込みました。でも、スタッフから「ぱっと見て、アメリカじゃないということを言葉じゃなく画で表したい」と言われたんです。また、雨のシーンで、なぜか日本人が番傘を使うことになっていたのには参りました。いやいや、時代劇じゃないんだから、番傘なんか使わないよと(苦笑)。今回のヒロの社長室も、まるで六本木かどこかの中華料理屋さんみたいになっていましたし。
僕が「全然違います」と抗議したら「セットデザイナーが作ったもので、僕は素晴らしいと思う」という返事が返ってきました。さすがにそれ以上は言えなかったです。
――やはり、突っ込みづらい時もあるんですね。
もちろんあります。僕はプロデューサーではなく役者として入っているので、言えるところと言えないところがあるんです。