くらし情報『東京都にある霊園探訪! ハチ公に寄り添われた上野博士にアートな岡本太郎も』

2015年10月29日 10:00

東京都にある霊園探訪! ハチ公に寄り添われた上野博士にアートな岡本太郎も

(府中市)。海外の森林墓地を参考に日本初の公園墓地として造られたもので、広さはなんと128ヘクタール(東京ドーム27個分)!

ここに眠るのはサザエさんの作者である長谷川町子や、作家の江戸川乱歩、北原白秋、三島由紀夫、歌人の与謝野晶子など。映画にもなったドイツのスパイ・ゾルゲもここに眠っている。

霊園の形態は、通常のお墓のほか芝生墓地や壁墓地などもあり、巨大な噴水塔もあるというユニークなもの。その中でも特に注目したいのは芸術家である岡本太郎のお墓。生前の作品がそのまま墓石になっているのである。

墓石のタイトルは「午後の日」。楽し気な笑顔の彫刻のため、お墓なのに思わずつられてニッコリしてしまうかもしれない。
さらに、その前には父・岡本一平のお墓も。これまた墓石は岡本作品で、タイトルは「顔」。そしてその隣には母・岡本かの子のお墓があるのだが、墓石はなぜか観音像。楽しい家族風景が見られるお墓なのだ。

アクセスは西武多摩川線「多磨駅」より徒歩5分。武蔵野の地で四季折々の自然を満喫する墓地散策ができるだろう。東京の墓地は「ここに入ってもいいかも」と思えるくらい心安らぐ景観のものが多い。「秋晴れの日はお墓で」

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