2015年10月31日 12:00
ピーター・パンの新たな物語『PAN』ジョー・ライト監督、魅惑のキャラクターと夢の国ネバーランドへの情熱語る
監督にとって、キャラクターを仕上げていくという作業はどういうものなのでしょうか?
キャラクター作りが大好き! それを考えていくと、だんだん可能性が無限だと思って、その作品が自分の傑作だと思ってくるんです(笑)。そして、現実にぶつかり、妥協しなければならない部分が出てくるんだけれども。
――この作品のキャラクター作りで、一番ワクワクしたところはどこですか?
だれって人を挙げてしまうと、自分の子供の中でだれが一番好きって言っているようなもので、それぞれ違うからすばらしく、それぞれ特別なんです。でも、そうはいっても今回、黒ひげというキャラクターはものすごいワイルドな悪役だったので、ヒュー・ジャックマンという偉大な俳優と一緒に作り上げたことは楽しかった。
――ヒュー・ジャックマンさんとのやりとりで印象に残っていることは?
最初に彼が全部の衣装を着て、メイクをして現れた時の印象はすごく強い。でも、髪の毛を本当にそるとは思わなかったです。彼が丸刈りにしたのは、メイクの時間を1時間短縮できるから、つまり、1時間ベッドに長くいられるという理由でした(笑)
――そういう理由だったんですね(笑)。